20代で転職を考えている方の中には、「自分も転職エージェントを使った方が良いのだろうか」「どの転職エージェントを選べばいいか分からない」と悩んでいる方も多いのではないだろうか。
結論からいうと、20代は、転職エージェントを最大限活用することで、今よりも職場環境が良く年収も高い理想的な転職先を見つけることができる。
20代が転職エージェントを活用すべき7つの理由
- 年収アップやキャリアアップできる可能性が高い
- 転職が初めてでも、丁寧に内定までの全てをサポートしてくれる
- あなたにマッチする求人情報を探して紹介してくれる
- 第三者目線から、あなたの強みを発見してくれる
- 応募書類(履歴書・職務経歴書)の添削・アドバイスをもらえる
- 面接対策(模擬面接や回答例アドバイスなど)をしてくれる
- 好条件で入社するための交渉をしてくれる
そして、そのために最も重要なのが「転職エージェント選び」である。
しかし転職エージェントは全国に2万社以上もあるといわれており、数多ある転職エージェントの中からあなたに合うサービスを見つけ出すのは至難の業だ。
そこで今回は、2万社以上の転職エージェントの中から主要48社の転職エージェントを比較した上で、20代に最適な転職エージェントを15社厳選し、状況に応じて分類して紹介していく。それぞれに、実際にサービスを利用した20代のリアルな評判や、監修キャリアコンサルタントのコメントも掲載しているので、ぜひ参考にしてほしい。
20代が選ぶべき転職エージェントは、以下の中から、【求人数が多い総合型2〜3社】+【特化型1社以上】を組み合わせて登録するのが理想となる。
なお、記事の後半では20代の転職事情も丁寧に紹介していくので、しっかり事前知識を備えた上で転職活動を進めて欲しい。
キャリアコンサルタント○○さん ・20代が4社以上の転職エージェントを使うべき理由 ・20代は「転職回数ゼロ」が75%だが、30代以降は半数以上が転職経験者 ・これからの時代は「転職しないことがリスク」になることも ・20代の3〜4割は転職で年収アップしている ・さらに転職エージェント経由では、6〜7割が年収アップ ・コロナ禍で20代の転職志望先に大きな変化があったこと など、20代の転職事情について、信頼できる情報源を明らかにした上で具体的に紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。 |
もくじ
1. 20代におすすめの転職エージェント15選の比較一覧表
まず最初に、20代が選ぶべき転職エージェント15社を比較一覧表にしたので確認してほしい。
DODA![]() | リクルートエージェント![]() | マイナビエージェント![]() | Re就活エージェント![]() | JAIC(ジェイック)![]() | 就職Shop![]() | パソナキャリア![]() | type転職エージェント![]() | エンエージェント![]() | リクルートダイレクトスカウト![]() | ビズリーチ![]() | JACリクルートメント![]() | type女性の転職エージェント![]() | パソナキャリア![]() | マイナビエージェント女性の転職![]() | レバテックキャリア![]() | ジャスネットキャリア![]() | ロバートウォルターズ![]() | |
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分類 | 総合型 | 総合型 | 総合型 | 第二新卒・フリーター | 第二新卒・フリーター | 第二新卒・フリーター | 20代後半向け | 20代後半向け | 20代後半向け | ハイキャリア | ハイキャリア | ハイキャリア | 女性 | 女性 | 女性 | 特化型 | 特化型 | 特化型 |
特徴 | 自分で検索できる転職サイト機能もあり | 公開/非公開求人数が業界最多 | 転職サポートが手厚いと評判 | 転職サイトもあり直接応募も可能 | 転職に役立つ無料研修を受けられる | 20代の利用者が9割を占める若手特化型 | 年収アップ率67.1% | 約71%の年収がアップした実績あり | 業界・職種別アドバイザーがいる | 年収800万円〜2000万円の求人多数 | 年収600万円以上の求人多数 | 管理職や専門職に特化したエージェント | 関東エリアの女性特化型転職エージェント | 年収アップ率67.1% | 女性に特化した転職エージェント | エンジニアに特化 | 経理・会計に特化 | グローバル企業に特化 |
こんな人におすすめ | 全ての20代におすすめ | 全ての20代におすすめ | 特に転職が初めてな20代におすすめ | 第二新卒の20代 | フリーター・既卒者など未経験の20代 | 既卒・フリーターの20代 | 給料を増やしたい20代後半におすすめ | 初めて転職する20代後半の方におすすめ | 初めて転職する20代後半の方におすすめ | ハイキャリアを持つ20代におすすめ | 高年収を狙う20代におすすめ | ハイキャリアを持つ20代におすすめ | 関東在住の20代女性におすすめ | 全ての20代女性におすすめ | 転職が初めてな20代女性におすすめ | IT業界・エンジニア・デザイナにおすすめ | 会計・税務・経理・財務職の20代におすすめ | 語学力を活かしたい20代におすすめ |
おすすめの年代 | 20代〜40代 | 20代〜40代 | 若手(20代〜30代前半) | 20代前半 | 20代 | 20代 | 20代〜40代 | 20代〜40代 | 20代〜30代 | 20代〜50代 | ハイキャリアを持つ30代以上 | ハイキャリアを持つ30代以上 | 20代〜30代 | 20代〜40代 | 20代〜30代 | 20代〜40代 | 20代〜30代 | 20代〜50代 |
公開求人数 | 12万6,840件 2022年3月7日時点 | 17万2,187件 2022年3月8日時点 | 3万5,215 件 2022年3月22日時点 | 1万2,605件 2022年3月23日時点 | 非公開 | 非公開(述べ1万社以上) | 3万9,599件 2022年3月9日時点 | 7,581件 2022年3月8日時点 | 1,518件 2022年3月9日時点 | 10万8,328件 2022年4月18日時点 | 7万1,036件 2022年3月8日時点 | 8,671件 2022年3月8日時点 | 7,588件 2022年3月9日時点 | 3万9,599件 2022年3月9日時点 | 3万5,215 件 2022年3月22日時点 | 1万3,685件 2022年3月31日時点 | 3,220件 2022年3月24日時点 | 1,726件 2022年3月9日時点 |
非公開求人数 | 3万7,604件 2022年3月7日時点 | 22万8,736件 2022年3月8日時点 | 3万4,370 件 2022年3月22日時点 | 5,000件以上 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 1万6,755件 2022年3月8日時点 | 1万5,000件 2022年3月9日時点 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 1万6,821件 2022年3月9日時点 | 非公開 | 3万4,370 件 2022年3月22日時点 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
得意な業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 | IT業界に特化 | 経理・会計職に特化 | 全業界 |
対応エリア | 日本全国+海外 | 日本全国+海外 | 日本全国+海外 | 日本全国+海外 | 日本全国 | 関東・関西 | 日本全国+海外 | 関東(一都三県) | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国+海外 | 日本全国 | 関東(1都3県) | 日本全国+海外 | 日本全国+海外 | 日本全国 | 関東・東海・関西 | 関東+関西がメイン |
20代向けのメリット | 自分でも求人情報を検索・応募できる | 公開求人も非公開求人も業界最多 | 書類対策・面接対策を親身にサポート | 直接応募も可能なので選択肢が広がる | 面接対策などを網羅した無料研修 | 書類選考なしで面接に進める | 年収アップする可能性が高い | 年収が上がりやすい | 転職者に寄り添った転職支援を受けられる | 高年収含めて求人数がとにかく多い | 年収1,000万円以上の求人が1/3を占める | ハイクラス・ミドルクラス求人が豊富 | 女性ならではの求人情報が集まっている | 女性向けの求人情報が多い | 女性特有の悩みに寄り添ったサポート | エンジニアの求人が多数 | 効率よく転職を進められる | 外資系・日系グローバル企業案件が多数 |
20代向けのデメリット | 非公開求人数は少なめ | サポート期間が3カ月に限定されている | 求人数はちょっと少ない | 20代後半には向かない | キャリアアップには向かない | 対応エリアが限られている | 大手ほど求人数が多くない | 関東以外の求人は少ない | 公開求人数は少なめ | 特になし | 審査がある/一部有料サービスあり | 経験が浅い20代には向かない | 関東エリアに限定されている | 大手ほど求人数が多くない | 大手ほど求人数が多くない | 特化型なので求人数は多くない | 特化型なので求人数は多くない | エリアが限られている |
リンク | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ |
表を見ていただくと分かる通り、それぞれに特徴があり、メリットもデメリットも存在する。あなたに最適な転職エージェントを見つけることこそが転職成功の第一歩となるのだ。
3章から8章まで、転職エージェントごとに「おすすめな人はこんな人」など詳細に解説していくので、ぜひそれらを参考に、あなたが使うべき転職エージェントを見つけ出してほしい。
2. 失敗しない20代向け転職エージェントの選び方
20代の転職を成功させたいならば、これから具体的に紹介する20代向け転職エージェント15社の中から、4社以上を組み合わせて併用するのがおすすめだ。
さらに詳しく言うと、【求人数が多い総合型2〜3社】+【特化型1社以上】の組み合わせが理想となる。
「面倒くさいから、できれば1社しか登録したくない」という方もいるかも知れないが、実際の調査結果で「転職成功者は平均4.2社の転職エージェントを利用していた」というデータがある。
(詳細は、「9-1. 必ず2〜5社の転職エージェントに登録しよう」にて後述)
転職エージェントごとに保有している求人案件も担当者の対応も異なる。1社だけに登録した場合、そのエージェントとの相性が悪ければ転職活動は行き詰まってしまうだろう。だからこそ、最初は4社以上の転職エージェントに登録し、使っているうちにサービスを絞っていけば良いのだ。
3章から8章まで、分類別に転職エージェントを詳しく紹介するので、組み合わせて活用してほしい。
20代からの評価が高い 総合型転職エージェント ➡解説を読む | ・DODA(ドゥーダ) ・リクルートエージェント ・マイナビエージェント |
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第二新卒・フリーター向け 未経験や職歴が浅い20代 ➡解説を読む | ・Re就活エージェント ・JAIC(ジェイック) ・就職Shop |
キャリアアップしたい人向け 経験を生かしたい20代後半など ➡解説を読む | ・パソナキャリア ・type転職エージェント ・エンエージェント |
ハイキャリアの20代向け 管理職・専門性の高い20代 ➡解説を読む | ・リクルートダイレクトスカウト ・ビズリーチ ・JACリクルートメント |
20代女性向け 女性の働きやすさを重視したい ➡解説を読む | ・type女性の転職エージェント ・パソナキャリア ・マイナビエージェント女性の転職 |
IT/エンジニア職の20代 ➡解説を読む | ・レバテックキャリア |
経理・会計職の20代 ➡解説を読む | ・ジャスネットキャリア |
外資系に転職したい20代 ➡解説を読む | ・ロバートウォルターズ |
3.【総合型】全ての20代におすすめの転職エージェント
まずは、全ての20代が登録すべき「総合型」の転職エージェントを3つ紹介する。
総合型転職エージェントとは、年代や業種・職種などが限定されておらず、多くの転職者が幅広く活用できるサービスをいう。後ほど紹介する特化型と比べて圧倒的に求人数が多く、数万件以上(リクルートエージェントは約40万件)の求人情報が存在するため、その中からあなたに最適な企業を見つけることができるのだ。
総合型転職エージェントもたくさん存在しているが、中には、経験豊富な30代以降向け案件が多い転職エージェントもある。そこで、本当に20代におすすめな転職エージェントを選ぶ基準として、オリコン顧客満足度ランキング「おすすめの転職エージェント」で20代満足度が高いTOP3を厳選して紹介する。
DODA![]() | リクルートエージェント![]() | マイナビエージェント![]() | |
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分類 | 総合型 | 総合型 | 総合型 |
特徴 | 自分で検索できる転職サイト機能もあり | 公開/非公開求人数が業界最多 | 転職サポートが手厚いと評判 |
こんな人におすすめ | 全ての20代におすすめ | 全ての20代におすすめ | 特に転職が初めてな20代におすすめ |
おすすめの年代 | 20代〜40代 | 20代〜40代 | 若手(20代〜30代前半) |
公開求人数 | 12万6,840件 2022年3月7日時点 | 17万2,187件 2022年3月8日時点 | 3万5,215 件 2022年3月22日時点 |
非公開求人数 | 3万7,604件 2022年3月7日時点 | 22万8,736件 2022年3月8日時点 | 3万4,370 件 2022年3月22日時点 |
得意な業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 |
対応エリア | 日本全国+海外 | 日本全国+海外 | 日本全国+海外 |
20代向けのメリット | 自分でも求人情報を検索・応募できる | 公開求人も非公開求人も業界最多 | 書類対策・面接対策を親身にサポート |
20代向けのデメリット | 非公開求人数は少なめ | サポート期間が3カ月に限定されている | 求人数はちょっと少ない |
リンク | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ |
この3つの転職エージェントはどれも、全ての20代転職者におすすめのサービスなので、迷ったら3社登録すると良いだろう。以下から、早速それぞれのサービスの特徴やデメリット・デメリットを解説していく。
3-1. DODA(ドゥーダ)/転職サイト機能もあり全20代におすすめの転職エージェント
出典:DODA
自分でも応募可能!転職サイト+エージェントを併用できる
パーソルキャリア株式会社が運営する「DODA(ドゥーダ)」は、オリコン顧客満足度ランキングで「20代満足度No.1」の転職エージェントに選ばれた転職エージェントだ。
最大の特徴は、自分で転職情報を検索する「転職サイト」機能と、求人紹介してもらえる「転職エージェント」機能を併せ持っているところ。転職サポートを受けながら、自分でも空いた時間に転職情報を検索したい20代におすすめの転職エージェントだ。
転職フェアや個別面談会などのイベントも頻繁に開催しており、サポートにも定評がある。転職企業の選択肢を増やしたいなら、必ず登録してほしい転職エージェントといえる。
- 自分でも多くの転職情報を検索して、転職先を探したい20代の方
- 転職フェア・個別面談会など丁寧なサポートを受けたい20代の方
- 大手企業から中小企業・ベンチャーまで、幅広い求人情報を得たい20代の方
- 転職サイト機能もあるため、自分でも転職情報を検索できる
- オリコン顧客満足度ランキングで「20代満足度No.1」
- リクルートエージェントと比べると、非公開求人数は少なめ
DODA(ドゥーダ) | |
公開求人数 | 12万6,840件(2022年3月7日時点) |
非公開求人数 | 3万7604件(2022年3月7日時点) |
おすすめの年代 | 20代〜40代 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | 全業界対応 |
3-2. リクルートエージェント/求人数最多の全20代におすすめのエージェント
出典:リクルートエージェント
公開求人数・非公開求人数ともに全エージェントの中で最多
株式会社リクルートが運営する大手転職エージェント「リクルートエージェント」。求人数がとにかく多く、公開求人数・非公開求人数ともに今回紹介する全エージェントの中で最多だ。どの業界でも多くの求人を紹介してもらえるので、全ての20代におすすめ。
さらに初めての転職でもサポートが充実しており、オリコン顧客満足度ランキングで「20代満足度」で2位に選ばれている。オリジナルの職務経歴書エディターが用意されており、面接力向上セミナーなども開催されている。
「どの転職エージェントに登録したら良いか分からない」という方は、とりあえず登録しておこう!
- どの転職エージェントにすればいいか迷っている全ての20代
- 大手の信頼できるエージェントを選びたい20代
- 求人数がとにかく多く、20代向けの求人情報も最多
- リクルート独自の職務経歴書作成ツールや面接対策、セミナーなども充実
- 業界最大手のエージェントなので企業への交渉力も高い
- サポート期間が3カ月に限定されている
リクルートエージェント | |
公開求人数 | 17万2,187件(2022年3月8日時点) |
非公開求人数 | 22万8,736件(2022年3月8日時点) |
おすすめの年代 | 20代〜40代 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | 全業界対応 |
3-3. マイナビエージェント/初めて転職する20代におすすめの転職エージェント
出典:マイナビエージェント
寄り添ってくれるサポートが魅力!初めての転職におすすめ
株式会社マイナビが運営する「マイナビエージェント」は、若手の採用にこだわっている転職エージェントである。登録者のうち、27.5%が24歳以下、35.8%が25~29歳であり、実に全体の半数以上が20代となっている。企業向け媒体資料でも「34歳までの登録者が全体の80%以上」と謳っているため、「若手を積極採用したい」という求人情報ばかりが集まっている。
転職支援サポートも若年層向けのものとなっており、「初めての転職で何から始めれば良いか分からない」という20代に寄り添い、一人ひとりの悩みにじっくり耳をかたむけて転職活動をサポートしてくれる。
そのため、「リクルートエージェント」「DODA」と比べると求人数は少ないものの20代からの満足度も高く、オリコン顧客満足度ランキング「20代満足度」で3位に選ばれている。特に担当者(キャリアアドバイザー)の対応の良さが評価されており、「面接練習を何度もしてくれた」「面接で聞かれることを具体的に教えてくれた」などの声が集まっている。
初めて転職する20代の方や転職が不安な20代の方は、迷わず登録してみよう。
- 一人ひとりに寄り添った丁寧なサポートを受けたい20代の方
- 初めての転職なのでノウハウを教えてほしい20代の方
- 書類対策や面接対策など、一人ひとりの悩みに親身に向き合ってくれる
- オリコン顧客満足度ランキング「転職エージェント20代満足度」で3位
- リクルートエージェントやDODAと比べると、求人数は少なめ
マイナビエージェント | |
公開求人数 | 3万5,215 件(2022年3月22日時点) |
非公開求人数 | 3万4,370 件(2022年3月22日時点) |
おすすめの年代 | 20代〜30代(34歳までの登録者が全体の80%以上) |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | 全業界対応 |
4.【第二新卒・フリーター】正社員経験が少ない20代におすすめの転職エージェント
次に紹介するのは、第二新卒・フリーター・既卒者など正社員経験が浅い20代などの若年層に特化した転職エージェントだ。
最初に紹介した総合型転職エージェントでは30代や40代も登録が可能だが、これから紹介する20代特化型の転職エージェントは20代など若い転職者のみが使えるサービスとなっている。20代向けの求人情報のみが集まっているため、効率的に転職活動を進められるメリットがある。
それぞれに特徴があり、メリット・デメリットも存在する。あなたに合いそうな転職エージェントを探してみよう。
Re就活エージェント![]() | JAIC(ジェイック)![]() | 就職Shop![]() | |
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分類 | 第二新卒・フリーター | 第二新卒・フリーター | 第二新卒・フリーター |
特徴 | 転職サイトもあり 直接応募も可能 | 転職に役立つ無料研修 を受けられる | 20代の利用者が9割を占める若手特化型 |
こんな人におすすめ | 第二新卒の20代 | フリーター・既卒者など 未経験の20代 | 既卒・フリーターの20代 |
おすすめの年代 | 20代 | 20代 | 20代 |
公開求人数 | 1万2,605件 2022年3月23日時点 | 非公開 | 非公開(述べ1万社以上) |
非公開求人数 | 5,000件以上 | 非公開 | 非公開 |
得意な業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 |
対応エリア | 日本全国+海外 | 日本全国 | 関東・関西 |
20代向けのメリット | 直接応募も可能なので 選択肢が広がる | 面接対策などを網羅した 無料研修 | 書類選考なしで面接に進める |
20代向けのデメリット | 20代後半には向かない | キャリアアップには向かない | 対応エリアが限られている |
リンク | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ |
4-1. Re就活エージェント/20代登録比率No.1のおすすめの転職エージェント
出典:Re就活エージェント
直接応募も可能な転職サイトも運営!第二新卒の20代にイチオシ!
東証一部上場企業の株式会社学情が運営する「Re就活エージェント」は、20代や第二新卒に特化した転職サイトおよび転職エージェントだ。登録者数は180万名を突破し、「20代が選ぶ20代向け転職サイトNo.1」の評判を得ている。
転職サイト型なので、1万件を超える求人情報をサイト上で直接検索できる。さらにエージェントサービスに登録すれば、専任担当者が希望にあった求人情報を見つけてくれたり、面接対策を行ってくれたりとサポートしてくれる。第二新卒の20代なら必ず登録しておきたい転職エージェントである。
- 第二新卒の全ての20代の方
- 転職サイトで直接応募できる企業情報も検索したい20代の方
- 転職サイト機能を使えば、1万件以上の求人情報を検索・直接応募できる
- 20代に特化した転職イベント「Re就活 転職博」など転職情報が満載
- 第二新卒向けの求人情報が多いため、20代後半の方には向かない
Re就活エージェント | |
公開求人数 | 1万2,605件(2022年3月23日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 20代 |
対応エリア | 関東・関西 |
得意な業界 | 全業界対応 |
4-2. JAIC(ジェイック)/研修に強みがある20代におすすめの転職エージェント
出典:JAIC
就職成功率81.8%を誇る、研修に強みがある転職エージェント
株式会社ジェイックが運営する「JAIC(ジェイック)」は、無料の研修講座が豊富な転職エージェント。20代フリーター・大学中退者・第二新卒・高卒を中心に、未経験からの正社員就職を支援している。
就職成功率81.8%、就職支援実績23,000名、入社後定着率91.5%など、若年層の正社員就職を本気でサポートした実績を誇る。社会人の基本的な考え方から内定に直結するスキルまでを網羅した無料研修を受けることができる。最短2週間で内定を得ることが可能な転職サービスをぜひ利用しよう。
- フリーター・第二新卒・高卒など、社会人未経験の20代の方
- 転職に向けた無料研修を受けたい20代の方
- ビジネスマナーから面接対策までを網羅した無料研修を受けることができる
- 厳しい審査基準にクリアした企業のみを紹介してくれる
- 経験を生かしたキャリアアップには向かない
JAIC(ジェイック) | |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 20代 |
対応エリア | 日本全国 |
得意な業界 | 全業界対応 |
4-3. 就職Shop/第二新卒・既卒・フリーターの20代におすすめの転職エージェント
出典:就職Shop
リクルート運営の第二新卒・フリーターに特化した転職エージェント
株式会社リクルートが運営する「就職Shop(ショップ)」は、若手の未経験者が対象の転職エージェントだ。学歴・職歴・社会人経験は一切不問で、既卒、フリーター、新卒、第二新卒、高卒、中卒から入社した実績を多数抱えている。
20代の利用者が9割となっており、未経験や若手育成に積極的に取り組んでいる企業の求人情報をたくさん取り扱っている。「書類選考なし」で面接に進めるため、経験や資格などが無い20代でも安心。学歴や職歴に自信がない20代の方はぜひ登録しておきたい転職エージェントである。
- 第二新卒・既卒・フリーターなど職歴が無い(浅い)20代の方
- 高卒・中卒など学歴に自信がない20代の方
- 未経験や若手育成に積極的な企業求人が見つかる
- 書類選考無しで面接に進むことができる
- 対応エリアが関東・関西のみで、地方求人には対応していない
就職Shop | |
公開求人数 | 非公開(述べ1万社以上の企業が登録) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 20代 |
対応エリア | 関東・関西 |
得意な業界 | 全業界対応 |
5.【キャリアアップ】経験を生かしたい20代後半におすすめの転職エージェント
ここからは、今までの職歴を生かしてキャリアアップしたい20代後半など、経験者におすすめな転職エージェントを紹介していく。
最初に紹介した総合型転職エージェントほど求人数は多くないが、年収アップが見込めるなど、質の高い求人情報が集まっているのが特徴だ。
パソナキャリア![]() | type転職エージェント![]() | エンエージェント![]() | |
---|---|---|---|
分類 | 20代後半向け | 20代後半向け | 20代後半向け |
特徴 | 年収アップ率67.1% | 約71%の年収が アップした実績あり | 業界・職種別 アドバイザーがいる |
こんな人におすすめ | 給料を増やしたい 20代後半におすすめ | 初めて転職する 20代後半の方におすすめ | 初めて転職する 20代後半の方におすすめ |
おすすめの年代 | 20代〜40代 | 20代〜40代 | 20代〜30代 |
公開求人数 | 3万9,599件 2022年3月9日時点 | 7,581件 2022年3月8日時点 | 1,518件 2022年3月9日時点 |
非公開求人数 | 非公開 | 1万6,755件 2022年3月8日時点 | 1万5,000件 2022年3月9日時点 |
得意な業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 |
対応エリア | 日本全国+海外 | 関東(一都三県) | 日本全国 |
20代向けのメリット | 年収アップする可能性が高い | 年収が上がりやすい | 転職者に寄り添った 転職支援を受けられる |
20代向けのデメリット | 大手ほど求人数が多くない | 関東以外の求人は少ない | 公開求人数は少なめ |
リンク | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ |
経験やスキルを生かしてより良い転職先を見つけたい20代の方は、ぜひ登録することをおすすめする。
5-1. パソナキャリア/年収アップしたい20代後半向けおすすめの転職エージェント
出典:パソナキャリア
67.1%が年収アップ!給料を増やしたい20代後半におすすめ
株式会社パソナが運営する「パソナキャリア」は、キャリアアップしたい20代後半の経験者に人気の転職エージェント。オリコン顧客満足度調査の転職エージェントランキングにおいて、4年連続総合第1位に選ばれており、評価項目を見ても「担当者の対応」「紹介案件の質」「交渉力」全てでNo.1の評価を得ている。
求人数は「リクルートエージェント」ほど多くないが、「未経験応募可」から「年収700万円以上のハイクラス転職」まで、幅広い求人情報が見つかる。そのため、経験豊富な20代後半がスキルアップできる転職先を見つけやすい。67.1%が年収アップした実績があるため、年収アップも見込めるのも嬉しいポイントだ。
経験やスキルを生かして、今よりも良い職場で働きたい20代なら、ぜひ登録をおすすめしたい。
- 年収アップさせたい経験豊富な20代後半におすすめ
- 67.1%が年収アップした実績があるため、年収アップが見込める
- 20代後半など、経験豊富な方向け求人情報が充実している
- 電話やメールのレスポンスなどの返信が早い
- 「リクルートエージェント」ほどは求人情報件数は多くない
パソナキャリア | |
公開求人数 | 3万9,599件(2022年3月9日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 30代〜40代 |
対応エリア | 日本全国+海外 |
得意な業界 | 全業界対応 |
5-2. type転職エージェント/年収アップさせたい20代後半におすすめのエージェント
出典:type転職エージェント
約71%が年収アップ!若手の転職サポートが充実
関東(一都三県)エリアの方なら登録しておきたいのが、株式会社キャリアデザインセンターが運営する大手転職エージェント「type転職エージェント」。このエージェントの特徴は、年収アップ交渉に強いところ。なんと約71%の年収がアップした実績を持っており、キャリアアップしたい20代に心強い転職エージェントだ。
セミナーや相談会も多く開催しており、初めて転職する方に寄り添うサービスを展開しているのも特徴。全業界対応だが、特にITエンジニア・営業職・企画職・ものづくり(メーカー)の転職に強みを持っている。
- 今よりも年収をアップさせたい20代後半の方
- 相談会に相談して、今後のキャリアなどの相談に乗ってもらいたい20代後半の方
- 条件交渉力が強いため、今よりも年収がアップしやすい
- 「今後のためのキャリア相談会」などを頻繁に開催している
- 求人情報は「関東(一都三県)」が中心となり、それ以外の案件は少ない
type転職エージェント | |
公開求人数 | 7,581件(2022年3月8日時点) |
非公開求人数 | 1万6,755件(2022年3月8日時点) |
おすすめの年代 | 20代〜40代 |
対応エリア | 関東(一都三県)のみ |
得意な業界 | 全業界対応(IT・Web系に強み) |
5-3. エンエージェント/転職初心者の20代向けおすすめエージェント
出典:エンエージェント
業界・職種別アドバイザーが初めての転職をサポート
エン・ジャパン株式会社が運営する転職エージェント「エンエージェント」は、業界別・職種別に精通したキャリアアドバイザーがいるのが大きな特徴。独自の適性診断テストを行った上でその結果をもとにキャリア相談ができるのも特徴だ。
公開求人数は1,500件程度とかなり少なめだが、非公開求人は1万5千件保有しており、優良求人と出会える可能性もある。求人数最多の大手転職エージェントにはない、一人ひとりに寄り添った転職支援サービスが期待できる。
今までの経験を生かして同業界・同職種に転職したい方にも、異業種にキャリアチェンジしたい方にもおすすめ。
- 丁寧な転職支援サポートを受けたい20代の方
- 未経験の業界・職種にチャレンジしたい20代の方
- 業界・職種ごとに精通したキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれる
- 大手転職エージェントと比べると、求人数はかなり少なめ
- エリアによっては求人情報が見つからない可能性がある
エンエージェント | |
公開求人数 | 1,518件(2022年3月9日時点) |
非公開求人数 | 1万5,000件(2022年3月9日時点) |
おすすめの年代 | 20代〜30代 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | 全業界対応 |
6.【ハイキャリア向け】高年収を目指す20代向けおすすめ転職エージェント
ここから紹介するのは、ハイキャリア特化型の転職エージェントサービスだ。どのエージェントも、「ハイキャリア専門」「ハイクラス転職エージェント」などを謳っている特化型の転職エージェントである。
リクルートダイレクトスカウト![]() | ビズリーチ![]() | JACリクルートメント![]() | |
---|---|---|---|
分類 | ハイキャリア | ハイキャリア | ハイキャリア |
特徴 | 年収800万円〜2000万円 の求人多数 | 年収600万円以上の求人多数 | 管理職や専門職に 特化したエージェント |
こんな人におすすめ | ハイキャリアを持つ 20代におすすめ | 高年収を狙う20代におすすめ | ハイキャリアを持つ 20代におすすめ |
おすすめの年代 | 20代〜50代 | ハイキャリアを持つ30代以上 | ハイキャリアを持つ30代以上 |
公開求人数 | 20万4,858件 2022年3月8日時点 | 7万1,036件 2022年3月8日時点 | 8,671件 2022年3月8日時点 |
非公開求人数 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
得意な業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 |
対応エリア | 日本全国 | 日本全国+海外 | 日本全国 |
20代向けのメリット | 高年収含めて求人数が とにかく多い | 年収1,000万円以上の 求人が1/3を占める | ハイクラス・ミドルクラス 求人が豊富 |
20代向けのデメリット | 特になし | 審査がある/一部有料サービスあり | 経験が浅い20代には向かない |
リンク | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ |
ただし、こうした転職エージェントは管理職経験者や高いスキルを持った転職者を対象としているため、30代や40代がメインのターゲット層となる点に注意が必要だ。
経験が豊富な20代後半の方であれば利用できるため、高年収を目指したい方は登録しておくと良いだろう。
6-1. リクルートダイレクトスカウト/ハイクラス20代におすすめのエージェント
年収800万円〜2000万円のハイクラス求人が多数見つかる
株式会社リクルートが運営する転職エージェント「リクルートダイレクトスカウト」(旧キャリアカーバー)。
とにかく求人数が多いのが特徴で、全体の求人数は約20万件。ハイクラス求人に限定しても、例えば年収800万円以上の求人情報が約4万件見つかる。一方で年収300万〜600万の求人情報も多数保有しており、ミドルクラスの20代向けの仕事も多く紹介してもらえる。
一部有料サービスがある「ビズリーチ」(次の項で紹介)と比較すると、全て無料で使える安心感がある。ハイクラス求人を狙いたい20代の方は必ず登録しておきたい転職エージェントだ。
- ハイクラス求人を狙う全ての20代の方(年収300万円から幅広い求人案件あり)
- 年収にこだわらず、たくさんの求人を紹介してもらいたい20代の方
- ビズリーチと違って審査がなく、全て無料で使える
- 経歴・キャリアが浅い20代の場合、スカウトが届きにくい
- ヘッドハンターからのスカウトを待つ仕組みなので、時間がかかる場合がある
リクルートダイレクトスカウト | |
公開求人数 | 20万4,858件(2022年3月8日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 20代〜50代 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | 全業界対応 |
6-2. ビズリーチ/年収600万円以上のハイクラス20代におすすめのエージェント
出典:ビズリーチ
年収1,000万円以上の求人が3分の1以上!ハイクラス特化エージェント
株式会社ビズリーチが運営する大手転職エージェント「ビズリーチ」。TVCMも多く流しており、ハイクラス転職といえばビズリーチというイメージが確立されている。そのため優良求人が多く集まっており、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占める。
ただし、ビズリーチ経由の転職者の6割は35歳以上となっており、20代は少数派となることをあらかじめ知っておこう。ビズリーチを利用するには審査があるため、高年収を目指したい20代の方はまずは審査に通るかチャレンジしてみるだけでも良いだろう。
大手企業や高年収を狙いたい20代の方は、登録しておきたい転職エージェントである。
- 年収600万円以上の管理職や専門職経験がある20代の方
- 大手企業からのスカウトを受けたい20代の方
- 登録には審査が必要であり、大手企業など優良案件が揃っている
- 経験が浅い20代の場合は、登録審査に通らない可能性がある
- 全機能を使うには一部有料となっており、無料期間は1カ月なので短期決戦向け
ビズリーチ | |
公開求人数 | 7万1,036件(2022年3月8日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | ハイキャリアを持つ30代以上の方(転職者の6割が35歳以上)★20代でも登録は可能 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | 全業界対応 |
6-3. JACリクルートメント/管理職・専門職の30代後半におすすめのエージェント
出典:JACリクルートメント
ハイクラス・ミドルクラス転職No.1!経験豊富な20代ならチャンスあり!
株式会社ジェイエイシーリクルートメントが運営する大手転職エージェント「JACリクルートメント」。30代・40代・50代のミドル層に特化した転職エージェントで、課長・マネージャー・部長・役員クラスの転職や、技術職・専門職の転職に強い。
利用者の70%が35歳だが、年齢制限は無く、正社員経験さえあれば登録は可能だ。20代でもマネジメント経験を持っていたり、専門的なスキルを身につけていたりしていれば、十分に活用できる。
逆に言うと、経験がまだ浅い20代前半の方には向いていない転職エージェントといえる。条件に合う方はぜひ登録してみよう。
- マネジメント経験や専門職経験がある20代後半の方
- 経験を生かして今よりも年収をアップさせたい20代後半の方
- ミドル層に特化しているエージェントなので、優良案件が揃っている
- オリコン顧客満足度調査「ハイクラス・ミドルクラス転職ランキング」1位を獲得
- 経験が浅い20代の場合は、案件を紹介してもらえない可能性あり
JACリクルートメント | |
公開求人数 | 8,671件(2022年3月8日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 30代〜50代のミドル層★20代も登録は可能 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | 全業界対応 |
7.【女性】20代女性におすすめの転職エージェント
あなたが女性ならば、総合型転職エージェントにプラスして、ぜひ女性特化型の転職エージェントにも登録しておこう。その理由としては、女性が働きやすい職場や、女性こそが活躍できる求人情報を紹介してもらえるからだ。
また、女性に特化した転職エージェントでは、女性ならではのキャリアの悩みに寄り添って相談にのってもらうことも可能だ。
type女性の転職エージェント![]() | パソナキャリア![]() | マイナビエージェント女性の転職![]() | |
---|---|---|---|
分類 | 女性 | 女性 | 女性 |
特徴 | 関東エリアの女性特化型 転職エージェント | 年収アップ率67.1% | 女性に特化した 転職エージェント |
こんな人におすすめ | 関東在住の20代女性におすすめ | 全ての20代女性におすすめ | 転職が初めてな 20代女性におすすめ |
おすすめの年代 | 20代〜30代 | 20代〜40代 | 20代〜30代 |
公開求人数 | 7,588件 2022年3月9日時点 | 3万9,599件 2022年3月9日時点 | 3万5,215 件 2022年3月22日時点 |
非公開求人数 | 1万6,821件 2022年3月9日時点 | 非公開 | 3万4,370 件 2022年3月22日時点 |
得意な業界 | 全業界 | 全業界 | 全業界 |
対応エリア | 関東(1都3県) | 日本全国+海外 | 日本全国+海外 |
20代向けのメリット | 女性ならではの求人情報 が集まっている | 女性向けの求人情報が多い | 女性特有の悩みに 寄り添ったサポート |
20代向けのデメリット | 関東エリアに限定されている | 大手ほど求人数が多くない | 大手ほど求人数が多くない |
リンク | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ |
「男性に負けずバリバリ働きたい」「ライフワークバランスを重視しながら働きたい」など、女性特有の働き方についてしっかり向き合ってくれる転職エージェントを見つけよう。
7-1. type女性の転職エージェント/関東圏の20代女性におすすめの転職エージェント
関東(1都3県)に強い女性特化型の転職エージェント
株式会社キャリアデザインセンターが運営する「type女性の転職エージェント」は、女性に特化した転職エージェントだ。
女性特化型なので、「男性ではなく女性にこそ来てほしい」という求人情報を紹介してもらえるのが最大のメリット。さらに、20代〜30代前半など若年層向け案件が多いため、20代女性向けの求人情報を多く抱えている。
ただし関東以外の求人情報は少ないというデメリットがある(ゼロではない)。関東圏で女性が働きやすい職場を探しているならぜひ登録しておこう。
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)在住の20代女性の方
- 女性が働きやすい職場を求めている20代女性の方
- 女性特化型なので、女性が活躍できる求人情報のみ紹介してもらえる
- 転職に悩む女性に最適なキャリアカウンセリングが受けられる
- 面接時のメイクアップサービスがある
- 関東以外の求人情報が少ない
- 特化型なので、大手・総合型転職エージェントほど求人情報は多くない
type女性の転職エージェント | |
公開求人数 | 7,588件(2022年3月9日時点) |
非公開求人数 | 1万6,821件(2022年3月9日時点) |
おすすめの年代 | 20代〜30代前半がメインユーザー層 |
対応エリア | 日本全国(関東案件が多い) |
得意な業界 | 全業界対応 |
7-2. パソナキャリア/年収アップしたい20代女性におすすめの転職エージェント
出典:パソナキャリア
67.1%が年収アップ!全ての20代女性におすすめ
5章でも紹介した、株式会社パソナが運営する転職エージェント「パソナキャリア」。女性に特化した転職エージェントではないが、20代女性向けの求人情報が多く集まっているためおすすめだ。
「未経験応募可」から「年収700万円以上のハイクラス転職」まで、幅広い求人情報が見つかる。そのため、20代女性がスキルアップできる転職先を見つけやすい。67.1%が年収アップした実績があるため、年収アップも見込める。
オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」部門で4年連続No.1を得ており、サポートの手厚さにも定評がある。20代女性なら必ず登録しておくことをおすすめする。
- 全ての20代女性の方
- 特に、年収アップさせたい経験豊富な20代後半女性におすすめ
- 67.1%が年収アップした実績があるため、年収アップが見込める
- 20代女性向けの求人情報が充実している◆電話やメールのレスポンスなどの返信が早い
- 大手転職エージェントほど求人情報件数は多くない
パソナキャリア | |
公開求人数 | 3万9,599件(2022年3月9日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 30代〜40代 |
対応エリア | 日本全国+海外 |
得意な業界 | 全業界対応 |
7-3. マイナビエージェント女性の転職/働き方を相談したい20代女性におすすめの転職エージェント
女性のキャリアに寄り添ってくれるサポートが魅力!
株式会社マイナビが運営する「マイナビエージェント 女性の転職」は、女性の転職に特化した転職エージェントだ。マイナビが抱える多くの求人情報の中から、女性にとって働きやすい求人のみを紹介してくれるのがメリット。
女性といっても「スキルアップしてバリバリ働きたい」「ワークライフバランスを重視したい」など働き方の理想は異なるもの。そんな今後のあなたのキャリアの悩みにキャリアアドバイザーがとことん付き合ってくれる。
サポートが充実しているため、20代前半の方や初めての転職をする20代女性はぜひ登録しておこう。
- 一人ひとりに寄り添った丁寧なサポートを受けたい20代女性
- 初めての転職なのでノウハウを教えてほしい20代前半の女性
- 悩みを共有できる女性のキャリアアドバイザーが豊富
- 書類対策や面接対策など、一人ひとりの悩みに親身に向き合ってくれる
- リクルートエージェントやDODAと比べると、求人数は少なめ
マイナビエージェント女性の転職 | |
公開求人数 | 3万5,215 件(2022年3月22日時点) |
非公開求人数 | 3万4,370 件(2022年3月22日時点) |
おすすめの年代 | 20代〜30代 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | 全業界対応 |
8.【その他特化】20代向けのおすすめ転職エージェント
転職先の特徴(業界・職種・志向など)によっては、特化型の転職エージェントを併用するのがおすすめだ。そこには、ターゲット向けの求人情報のみが集まっているからだ。
転職先の希望がしっかり定まっている方は、こうした特化型転職エージェントを利用することで、効率的に最適な求人を紹介してもらえる可能性が高い。
◆ITエンジニア・デザイナー職種で転職したい20代なら➡レバテックキャリア
◆経理・会計分野の職種で転職したい20代なら➡ジャスネットキャリア
◆外資系・日系グローバル企業に転職したい20代なら➡ロバートウォルターズ
レバテックキャリア![]() | ジャスネットキャリア![]() | ロバートウォルターズ![]() | |
---|---|---|---|
分類 | 特化型 | 特化型 | 特化型 |
特徴 | エンジニアに特化 | 経理・会計に特化 | グローバル企業に特化 |
こんな人におすすめ | IT業界・エンジニア・ デザイナにおすすめ | 会計・税務・経理・ 財務職の20代におすすめ | 語学力を活かしたい 20代におすすめ |
おすすめの年代 | 20代〜40代 | 20代〜30代 | 20代〜50代 |
公開求人数 | 1万3,685件 2022年3月9日時点 | 3,220件 2022年3月24日時点 | 1,726件 2022年3月9日時点 |
非公開求人数 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
得意な業界 | IT業界に特化 | 経理・会計職に特化 | 全業界 |
対応エリア | 日本全国 | 関東・東海・関西 | 関東+関西がメイン |
20代向けのメリット | エンジニアの求人が多数 | 効率よく転職を進められる | 外資系・日系グローバル企業案件が多数 |
20代向けのデメリット | 特化型なので求人数は多くない | 特化型なので求人数は多くない | エリアが限られている |
リンク | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ | 公式サイト➔ |
総合型転職エージェントと比べると求人数は少ないが、職種ならではの詳細な希望を聞き入れてくれるメリットは大きい。総合型と併用して、ぜひ登録しておこう。
8-1. レバテックキャリア/IT業界の20代におすすめの転職エージェント
出典:レバテックキャリア
IT・エンジニア・デザイナー特化型転職エージェントNo.1
レバテック株式会社が運営する「レバテックキャリア」は、IT特化型の中でも最もおすすめの転職エージェント。初回提案内定率が90%と、マッチング力の高さに定評がある。年収アップ率も60%以上を誇っており、待遇を改善したい20代の若手エンジニア、デザイナーにおすすめだ。
レバテックキャリア登録者の年齢層は20代が全体の52.4%を占めており、20代向けの求人情報を多く抱えている。サービスのメインターゲットとなるため、効率よく転職活動を進めることができるだろう。
完全未経験の方向けの求人情報はほとんどなく、経験者が自分のスキルや能力を生かせる求人のみが掲載されている。今よりも良い環境で働きたいITエンジニア・デザイナー職の方は必ず登録しておくべきサービスである。
- IT業界でエンジニア・デザイナーとして活躍したい20代の方
- IT特化型転職エージェントなので、効率良く転職活動を進められる
- IT業界以外の方には向かない
レバテックキャリア | |
公開求人数 | 1万3,685件(2022年3月31日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 20代〜40代 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | IT業界に特化 |
8-2. ジャスネットキャリア/経理・会計職の20代におすすめの転職エージェント
出典:ジャスネットキャリア
会計・税務・経理・財務の求人に特化した転職エージェント
ジャスネットコミュニケーションズ株式会社が運営する「ジャスネットキャリア」は、経理・財務分野に特化した転職エージェントだ。
監査法人やコンサルティングファーム、IT系、メーカーなどさまざまな業界の求人が集まっており、正社員はもちろん、派遣やフリーランスなど多様な働き方に対応している。
業界最大級の求人数を誇っており、この業界で働きたい方は必ず登録しておきたいサービスといえるだろう。
- 経理・財務・監査・会計などの分野で活躍したい20代の方
- 業界特化型転職エージェントなので、効率良く転職活動を進められる
- 特化型なので、総合型ほど求人数は多くはない
- 求人情報が関東・東海・関西エリアに限定されている
- 正社員登用ではなく紹介予定派遣などの形態も含まれる
ジャスネットキャリア | |
公開求人数 | 3,220件(2022年3月9日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 20代〜40代 |
対応エリア | 日本全国に対応 |
得意な業界 | IT業界に特化 |
8-3. ロバートウォルターズ/外資系を目指す20代向けおすすめ転職エージェント
出典:ロバートウォルターズ
外資系・日系グローバル企業への転職を支援
ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社が運営する「ロバートウォルターズ」は、ロンドン発の外資系転職エージェント。外資系企業や日系グローバル企業で語学力を生かした仕事を紹介してもらえる。
紹介できる企業が限定されているため求人数は少なめだが、特化している分、効率よく転職活動を進められるメリットがある。ただし、そうした企業案件は関東エリアと関西エリアに集中しているため、地方案件は少なめだ。
選べる年収は多岐に渡っており、年収500万円〜年収2,300万円以上の求人も。キャリアアップに意欲的な20代の方はぜひ登録しておこう。
- 外資系や日系グローバル企業に転職したい20代の方
- 企業が限定されている分、効率よく転職活動を進められる
- 高年収の案件も多数あり、年収アップも狙える
- 特化型のため求人数はかなり限られており、関東・関西案件がほとんど
ロバートウォルターズ | |
公開求人数 | 1,726件(2022年3月9日時点) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめの年代 | 20代〜50代 |
対応エリア | 関東+関西がメイン |
得意な業界 | 全業界 |
9. 20代の転職を成功させる転職エージェントの活用方法
ここからは、20代の転職内定率をアップさせる転職エージェントの活用方法について解説していく。
せっかく転職エージェントに登録したならば、最大限活用しなければもったいない。ここで紹介する内容を実践し、最短で最良の転職先を見つけよう。
9-1. 必ず2〜5社の転職エージェントに登録しよう
人によっては「どこか1つだけの転職エージェントに絞って転職活動を進めたい」と考えているかもしれない。しかし転職成功率をアップさせるためには、必ず複数社の転職エージェントを併用するようにしよう。
何社に登録すれば良いのかというと、できれば4社以上がおすすめだ。「ちょっと多いな」と思うかもしれないが、実際の転職成功者のデータを見ると「転職決定者は平均4.2社の転職エージェントを利用した」という結果が出ている。
転職エージェント(人材紹介会社)利用社数 | |
転職決定者 | 平均4.2社 |
全体 | 平均2.1社 |
参考:リクナビNEXT「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」
複数の転職エージェントを併用すべき理由はいくつかある。
複数の転職エージェントを併用するべき理由
- 転職エージェントごとに、求人の質や内容、数が異なるから
- 1社の転職エージェントから紹介される求人案件数は、1回に数件程度と限られているから
- 転職エージェントごとに、キャリアアドバイザーのサービスや対応の質が異なるから(合わない転職エージェントもあるから)
転職エージェントに登録すると求人を紹介してもらえるが、1回の紹介で得られる求人情報はせいぜい数件〜十数件程度だ。そのため、希望する求人情報を得られるチャンスがかなり狭まってしまう。複数の転職エージェントに登録すれば、より幅広く効率的に求人情報を入手でき、比較・検討した上で応募できるメリットがあるのだ。
また、転職エージェントとの相性も大切だ。誰しも相性が良い人と悪い人がいるように、相性が良い転職エージェントと悪い転職エージェントというものが必ず存在する。そして残念ながら、転職エージェントとの相性は登録してみないと分からない。
転職者の評判
だからこそ、最初は多めの転職エージェントに登録しておき、相性の良いエージェントに絞って連絡を密に取って転職活動を進めるのがおすすめなのである。
9-2. 信頼できるキャリアアドバイザーを見つけよう
20代の転職活動で重要なポイントとなるのが、信頼できるキャリアアドバイザーを見つけられるかどうか。特に初めての転職活動となると、分からないばかりで戸惑ってしまう方がほとんどだからだ。
20代の転職活動では悩みがたくさん
- どうやって自分に合う仕事を見つければいいか
- 新卒の就職活動と比べて、面接で聞かれる内容にどのような違いがあるのか
- どのスキルや経験を企業にアピールすればいいのか
そこで、信頼できるキャリアアドバイザーを見つけることができれば、転職活動をスピーディーに進めることが可能となる。
ぜひ複数の転職エージェントを併用しながら、的確なアドバイスをくれるキャリアアドバイザーを見つけてみてください。
キャリアコンサルタント○○さん 転職者本人の意向を尊重してくれるキャリアアドバイザーや、面接で何が駄目だったのか具体的に的確に教えてくれるキャリアアドバイザーがおすすめです。 もし相性が悪いなと思ったら、思い切って担当の変更を申し出てみましょう。 |
9-3. 転職エージェントには2週間に一度は連絡を入れておこう
転職エージェントには、2週間に一度は何らかの連絡を入れておくようにしよう。
転職エージェントが新しい求人情報を仕入れた場合、どの転職希望者に連絡を入れるかを決めるために転職希望者リストを使用する。そして、そのリストは「最後にコンタクトを取った順(最新順)」に並んでいることが多いからだ。
逆に言うと、転職エージェントに連絡を入れていない転職希望者はどんどんリストの後ろの方に回されてしまうのだ。
✕良くない例
- 求人情報を受け取っているが、応募したい案件が無かったのでそのまま1カ月放置してしまった
◎良い例
- 応募したい案件は無いが、「もっとこういう案件は無いか」相談してみる
- 自分で直接応募した求人の進捗状況を報告する
- キャリアの棚卸しや応募書類の書き方について、積極的に相談に載ってもらう
たとえ連絡する事柄がなくても、優先順位が後ろに回されないよう2週間に一度は連絡を入れておくことを心がけよう。
9-4. 転職可能時期は必ず「最短」で答えておこう
転職エージェントに登録する際、どのエージェントでも「転職時期はいつ頃を希望されていますか?」と質問されるだろう。この質問には、必ず最短で答えるのがおすすめだ。
なぜならば、「すぐ転職したい人」と「1年以降に転職したい人」がいた場合、転職エージェントは「すぐ転職したい人」に優先して仕事を紹介するからだ。
例えば「リクルートエージェント」に登録する場合、必須項目として転職希望時期を選ぶところがある。
「転職が決まってから」と考えていると、「未定」を選んでしまいがちだが、おすすめしない。できれば「すぐにでも」を選んでおきたいところだ。
キャリアコンサルタント○○さんの補足 転職エージェントは、無料で転職したい人を企業に紹介し、実際に転職が決まった場合のみ企業から紹介料をもらって利益を得ています。 転職するかどうか分からない人に時間を割いても利益は上がらないため、できるだけ「転職に本気な人」が優先されるようになっているのです。 |
転職時期を「未定」としていても求人情報は送られてくるが、できるだけ最短で伝えておく方が、優良な求人情報が回って来やすい。
法律上、どんな会社でも14日前に退職を申し出れば退職できることになっている(※)。「良い転職先が見つかればすぐにでも退職しよう」という気持ちで転職エージェントには最短の希望時期を伝えておき、転職エージェントにも本気になってもらおう。
※参考:日本労働組合総連合会
9-5. 転職エージェントのサービスは最大限活用しよう
転職エージェントごとにサービス内容は異なるものの、多くの転職エージェントでは便利なサービスがたくさん用意されている。しかもそれらのサービスはどれも無料で受けることが可能だ。
初めての転職活動ともなると分からないことだらけのはずだ。一人では時間がかかることも、転職エージェントのサポートを活用すれば簡単に終わらせることが可能になる。便利なサービスは活用しまくろう。
転職エージェントに登録すると活用できるサービス
- 非公開求人を含めた求人情報の中から、あなたに合う求人を探し出して紹介してくれる
- 履歴書・職務経歴書の添削をしてくれる
- 面接の練習をして、面接のアドバイスをしてくれる
- キャリアの棚卸しをする中で、あなたの強みを発見してくれる
- 長期的なキャリア形成について相談に乗ってくれる
- 好条件で入社するための交渉をしてくれる
- 円満退職に向けた相談に乗ってくれる
全て無料で活用できるサービスなので、活用しない手はない。プロの視点から客観的なアドバイスをもらえるため、転職の結果にプラスになる可能性が高い。時短にもなるので、ぜひ活用してスピーディーに転職活動を進めていこう。
10. 転職エージェントを活用した20代の転職活動の流れ
ここからは、実際に転職エージェントを活用して20代の転職活動を進める流れをステップごとに解説していく。初めての転職活動で不安という方も、この文章に沿って一つ一つ進めていけるので参考にしてほしい。
10-1. まずは転職エージェント公式サイトから利用登録
20代の転職活動は、転職エージェントへの登録からスタートする。
今回紹介した20代におすすめの転職エージェントからあなたに合いそうなサービスを見つけたら、公式サイトに飛んで登録を進めていこう。ここでは、「マイナビエージェント」を例に取って登録の仕方を案内していく。
まずは公式サイトを開き、「転職支援サービス申し込み」の赤いボタンをクリックしよう。
次の画面からは、表示された簡単な質問に答えるだけで登録を進めることが可能だ。
最終学歴や直近の職務内容などを入力する欄があるので、できれば事前に卒業年や直近の入社年月日などが分かる資料を用意しておくと良いだろう。
入力欄を最後まで埋めて、最後に「無料転職支援サービスに申し込む」ボタンを押せば登録申込完了となる。
登録申し込み後には転職エージェントから電話やメールで連絡があり、面談(キャリアカウンセリング)の日程調整を行う流れとなる。連絡が来るのを待とう。
10-2. 転職エージェントとの面談(キャリアカウンセリング)
転職エージェントに登録すると、転職希望者ごとに専任のキャリアアドバイザーが付き、求人紹介や転職支援を行ってくれる。その担当者との顔合わせとなるのが、面談(キャリアカウンセリング)だ。
最近ではコロナ禍の影響もあり、電話やZOOMなどを利用したオンライン面談が一般的となっている。面談時間は1〜2時間程度を想定しておこう。
転職エージェントとの面談(キャリアカウンセリング)の内容
- 転職を考えたきっかけ、現在の状況(転職希望時期など)の確認
- 経歴や職歴の確認(業界・職種・仕事内容など)
- 目指すキャリアビジョンの共有
- 転職先の希望条件の確認(年収・勤務地・勤務時間・業種・職種など)
- 求人案件の紹介
基本的には転職エージェントに聞かれた内容に答えれば良いだけなので、構えず気軽な気持ちで面談に取り組もう。可能ならば職務経歴書を用意しておくと、経歴や職歴を説明しやすいためおすすめだ。
10-3. 転職エージェントから求人紹介を受ける
転職エージェントの担当者との面談の最後には、あなたの希望に合いそうな求人情報を紹介してもらえる。転職エージェントによるが、同時に紹介してもらえる数は数件〜20件程度だ。
どのような求人情報を紹介してもらえるか内容を確認してみよう。確認する中で、あなたの中での譲れないポイントがハッキリしてきたり、意外に興味を持てそうな業種・職種が見つかったりするはずだ。
その転職エージェントだけが抱えている独占求人もあるので、必ず複数社の転職エージェントを掛け持ちするのがおすすめだ。
初回の紹介で気になる求人情報がなかった場合、無理に応募しなくても構わない。その代わりに「もっとこういう求人情報が欲しい」と明確に伝えて、次回の求人紹介に繋げると良いだろう。その後も転職エージェントからは、希望条件にマッチする求人が出たら紹介してもらえる。
10-4. 書類作成・キャリアの棚卸などの転職支援サポートを受ける
たとえ気になる求人情報がなかなか見つからなくても、その間にできれば無料の転職支援サポートをあますこと活用しよう。
具体的には、以下のような内容についてプロの目線からアドバイスをもらったり、一緒に見せ方を考えてもらったりすることが可能だ。
転職エージェントで受けられる転職支援サポートの例
- 今までのキャリアの棚卸し
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 客観的視点から転職希望者の強みを発見
- 志望業界の最新動向についての情報提供
- 面接対策
転職エージェントによっては20代向けの無料転職相談会を随時開催しており、そこで丁寧に転職支援をしてもらえるところもある。
例えば「マイナビエージェント」では、IT業界や金融業界、保険業界など各業界に特化した相談会や、キャリアアップを目指す全ての業界転職者に向けた相談会を随時開催している。
丁寧な転職支援を受けたい方は、ぜひマイナビエージェントを利用してみましょう。
10-5. 気になる求人案件に応募〜書類の添削を受ける
気になる求人案件が見つかったら、転職エージェント経由で応募して書類選考の流れとなる。
転職エージェント経由で応募する場合も、履歴書や職務経歴書が必要となる。応募前にキャリアアドバイザーに添削してもらい、万全の状態に更新しておこう。
実際に応募する際は、履歴書・職務経歴書にプラスして、転職エージェントから企業に向けた「推薦状」も合わせて提出してくれる。この推薦状も書類選考に影響する大切なポイントなので、できれば転職エージェントに共有してもらおう。
10-6. 応募先の企業と採用面接
書類選考に通過したら、いよいよ応募先の企業との採用面接となる。面接日時は転職エージェントが間に入って調整してくれる。
採用面接もコロナ禍以降、Web面接(オンライン面接)で行う企業が増えている。ただし、まだまだ企業の社内で行う対面面接を行う企業も多い。
もしオンライン面接を行う場合は、タブレットやパソコン、通信環境などを万全に整えておこう。
面接に自信が無い方は、転職エージェントに面接対策アドバイスを受けられるか相談してみましょう。転職エージェントによっては模擬面接を行ってくれるところも。面接で聞かれそうな内容を確認したり、業界に応じた理想的な返答を教えてくれたりするので活用しよう。
10-7. 内定・退職サポート
面接にも通過して無事内定が出た後は、転職エージェントの担当者が給料交渉や入社日の調整を代行して行ってくれる。あなたの希望が叶っているか十分確認した上で、入社の可否を決めるようにしよう。
内定が出た後にあなたがするべきことは、今働いている企業の退職手続きを進めることだ。「どのように退職を伝えるか」など退職について悩むことがあれば、転職エージェントに相談してみよう。スムーズに退職できるアドバイスを受けることができる。
11. 20代が転職エージェントを利用する上での注意点
20代で転職する場合、転職が初めてだという方も多いのではないだろうか。だからこそ、事前に転職エージェントを使う上での注意点を知っておき、つまずかないように頭に入れておこう。
11-1. 転職エージェントの言いなりはNG!自分の希望を優先すること
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、多くの転職を成功させた経験を持っているため、プロの目線からさまざまなアドバイスをしてくれる。場合によっては、あなたが考えもしなかった新しい価値を発見してくれることもあるだろう。
基本的には、そのような貴重なアドバイスを素直に受け入れて、二人三脚で転職を進めていくのが理想だ。しかし、何でもかんでも鵜呑みにするのは危険だ。
転職エージェントは、転職が決まった場合のみ企業から紹介料をもらうことで利益を出している。ノルマが課せられている転職エージェントもあるため、「何が何でも転職実績を出したい」と強引に転職させようとするキャリアアドバイザーがいる可能性があるのだ。
流されて転職してしまうと、後悔する原因になりかねない。転職エージェントからの助言は聞きつつも、最終的には自分の希望を最優先することを忘れないようにしよう。最終的に転職するのはあなた自身なので、後悔のない選択肢を選ぼう。
キャリアアドバイザーと対等に話ができない場合や、強引に転職を進めてくる場合などは、キャリアアドバイザーの変更を申し出る(または別の転職エージェントを使う)のがおすすめだ。
11-2. 相性が合わないキャリアアドバイザーもいる
相性が合わないキャリアアドバイザーもいることを念頭に入れておこう。
あなたもこれまでの学校生活において、相性が合う友達もいれば、相性が合わないクラスメイトも両方いたはずだ。それと同じように、キャリアアドバイザーとも相性が合う合わないは必ず存在する。
初めての転職の場合、キャリアアドバイザーに違和感を感じても「こんなものかな」と思ってしまう危険性がある。しかし、相性が合わない専任担当者と転職を進めても、上手く行きにくいもの。違和感を感じたら、以下のような対処法を試みよう。
キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合の対処法
- キャリアアドバイザーに不満を具体的に伝える(「もう少し案件を多く紹介してほしい」「電話連絡の回数を減らしてほしい」など)
- キャリアアドバイザーの変更をお願いする
- サービスそのものに不満がある場合は、転職エージェントを変更する(別の転職エージェントに登録する)
キャリアアドバイザーの転職者に対する態度は、転職エージェントごとに雰囲気が異なる。だからこそ、相性の良いキャリアアドバイザーに出会うため、最初から少し多めに転職エージェントに登録しておくのがおすすめだ。
例えば最初に4社の転職エージェントに登録しておき、相性が良い転職エージェント2社だけと密にやりとりしていくことができる。最初から登録する転職エージェントを絞り過ぎないのがコツだ。
11-3. 複数の転職エージェントから同じ求人に応募しないこと
転職エージェントごとに抱えている求人情報は異なるが、中には、同じ求人情報を複数のエージェントが抱えているケースもありえる。その場合、マナーとして「同じ求人に複数のエージェント経由で重複応募しない」ようにしよう。
一見すると、どうしても転職したい企業がある場合に「複数のエージェントから応募したら有利なのでは?」と思われがちだ。しかし実際には重複応募はマナー違反となるので気を付けよう。
重複応募がNGな理由は? 答え:転職エージェントと企業間でのトラブルの元になるから。転職エージェントは、採用が決まった時に企業から紹介料を受け取る仕組みになっている。そのため、A社からとB社からの重複応募で採用が決まった場合、企業はA社とB社どちらに紹介料を払えば良いのか分からなくなってしまう。さらに、こうしたトラブルを起こした応募者に対しても「自己管理ができない人」というレッテルを貼られる可能性がある。 |
万が一複数の転職エージェントから同じ求人の紹介があったら、より信頼できる転職エージェントに絞り、他方の転職エージェントには断りを入れるようにしよう。
12. 20代の転職事情についてよくある質問【Q&A】
最後に、20代の転職に関するよくある質問をまとめて紹介していく。
- 20代で転職って早すぎるの?20代の転職回数は何回くらい?
- 「転職したい」と思ったときが転職の最適タイミング!20代の75%が「転職経験なし」だが、30代以降は転職経験者が半数を占める結果に。
20代で転職しようと考えている人の中には、「20代で転職って早すぎるのではないか?」と不安に思っている方もいるかもしれない。しかし、20代の転職は決して早すぎることはない。むしろ、転職しやすい若いうちに転職することにはメリットが多いと考えられる。
以下は、大手採用サイト「リクナビNEXT」が調査した、会員の転職回数を表したグラフである。
参考:リクナビNEXT「転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態」
20代では「転職経験なし」が75%を占めており、転職が初めてである転職希望者が多いことがわかる。しかし、30代以降では転職したことがない人が半数以下となり、転職回数2回・3回・4〜5回の人の割合も増えてくることが明らかになっている。
終身雇用制度の限界が叫ばれている現代では、ひとつの会社で勤め上げることのメリットが減り、転職しないことがリスクになると言われることも。「いつかは転職しよう」と考えているなら、転職しやすい若いうちに転職するのが吉と出る可能性が高い。
今よりも良い環境で働きたいと考えている方は、ぜひ早めの転職を検討することをおすすめする。
- 20代は転職エージェントを利用した方が年収が上がるの?
- 転職エージェントを利用したほうが、年収が上がる可能性が高い
答え:転職エージェントを利用したほうが、年収が上がる可能性が高い |
転職エージェントによって年収アップ率は異なるため一概にはいえないが、年収アップ率を公表している転職エージェントの場合、多くは6~7割の転職者が年収をアップさせた実績を謳っている。
転職エージェント名 | 年収アップ率 |
---|---|
type転職エージェント | 約71%の転職者が年収アップ |
パソナキャリア | 67.1%が年収アップ |
レバテックキャリア | 60%以上が年収アップ |
例えば、キャリアアップしたい20代の転職に強い「パソナキャリア」では、転職者の年収UP率67.1%を公式サイトTOPページで堂々と掲げている。
一方、転職者全体での年収アップ率を見ると、賃金がアップした割合は20代前半で47.6%、20代後半で37.2%となっている。
比べてみると、転職エージェント経由の方が給料アップの割合が高くなっていることが分かるだろう。
転職エージェントで給料が上がる理由
- 転職エージェントが給料アップの交渉をしてくれるから
- 優秀な人材確保のために転職エージェントに登録している企業が多いから
ただし、未経験分野へのキャリアチェンジなどの場合は、残念ながら給料アップが見込めないことも多い。あなたが転職する上で給料アップが譲れない条件なのか考えておくことも大切だ。
- 20代の転職で年収アップできる人の特徴は?
- 20代後半の年収アップ率が高い!金融系・医療系・技術系職種などの年収金額アップ率が高い。
総合転職サイト・エージェントの「DODA」が年収アップ額の上位6,000人を対象に行った調査によると、22歳~45歳以上のうち、年収アップ率が高い年齢TOP3は「28歳」「29歳」「27歳」という結果になっている。
職種によっても、年収アップできる可能性が異なってくる。職種別の平均金額アップ率を見ると、「金融関連専門職種」「医療系専門職種(医療/介護/福祉)」「技術系職種(建築/土木/プラント/設備)」がTOP3となっている。
順位 | 職種 | 平均アップ額 |
---|---|---|
1位 | 金融関連専門職種 | 92.6万円 |
2位 | 医療系専門職種(医療/介護/福祉) | 67.6万円 |
3位 | 技術系職種(建築/土木/プラント/設備) | 65.2万円 |
ちなみに同調査では、「同業界/同職種」に転職した人の割合はわずか25%。それ以外の人は、異業界や異職種に転職してなお年収アップを成功させている。スキルや経験の汎用性が高い職種であれば、異業界転職でも年収アップできるということだ。
転職で年収アップを叶えたい方はぜひ参考にしてみてほしい。
参考:DODA「転職で年収アップするのはこんな人 年収アップ成功者に見る傾向と対策」
- 20代の転職理由にはどんなものが多いの?
- 20代前半は「収入の少なさ」「労働条件の悪さ」「仕事の内容に興味が持てない」20代後半は「人間関係」「収入の少なさ」「労働条件の悪さ」が上位
厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」によると、20代の転職理由は以下のようになっている。20代前半と20代後半では、転職理由ランキングに少し違いがあることが分かる。
20代前半では、「その他の理由」を除くと、収入の少なさや労働条件の悪さを上位に挙げる転職者が多い。また、「仕事内容に興味が持てなかった」「能力・個性・資格を生かせなかった」という理由も上位。より自分の特性を活かした仕事をしたいという前向きな転職理由が多く挙げられている。
20代後半では、「職場の人間関係が好ましくなかった」「収入が少なかった」「労働条件が悪かった」の次に、「会社の将来が不安だった」という理由もランクイン。これから30代・40代と年を重ねていく中で、もっと良い会社で働きたいという意思が感じられる結果となっている。
20代で転職する人の中には「こんな理由で転職したいと考えて良いのだろうか?」と悩む人もいるかもしれない。しかし転職理由ランキングを見れば、さまざまな理由で転職を実現させている人たちがいることがわかるだろう。
あなたが最も輝ける職場で働きたいと考えるなら、前向きに転職を考えてみることをおすすめする。
12-5. コロナの影響で20代の転職はどう変わったのか?
- コロナの影響で20代の転職はどう変わったのか?
- ウィズコロナ下でも安泰な企業や業界についても考慮して、転職希望先を考えてみることをおすすめする。
2019年12月に新型コロナウイルスの感染者が初めて報告されて以降、一時は「内定取り消し」「入社後自宅待機」などが取り沙汰されていた。しかし2022年に入ってからは急速に回復傾向を見せている。
一方で、コロナ禍を経て、転職者の方にも意識の変革があったことが分かっている。20代専門の転職サイト「Re就活」の調査によると、コロナにより以下のような転職活動の影響があったことが分かっている。
新型コロナウイルスによる転職・就職活動への影響
- テレワークの有無など働き方を意識するようになった(43.9%)
- スキルの習得を意識するようになった(33.3%)
- 企業の安定性を重視するようになった(31.1%)
参考:【20代意識調査】約半数が、コロナ禍で「転職活動に影響があった」と回答。影響トップは「テレワークの有無など働き方を意識するようになった」。20代後半は「スキル習得」も重視。
20代の転職希望者の志望先にも、コロナの影響が現れていることがよく分かる。
ウィズコロナ下でも安泰な企業や業界についても考慮して、転職希望先を考えてみることをおすすめする。
13. 転職エージェントを活用した20代のリアルな転職体験談
・20代男性の実際の転職エージェント経由での転職体験談
・20代女性の実際の転職エージェント経由での転職体験談(結婚や子育ても絡めて)
・20代の年収にまつわる転職体験談
・未経験職種に転職した20代の体験談
まとめ
この記事では、20代に最適な転職エージェントを厳選し、分類ごとに詳しく紹介してきた。最後にもう一度おすすめの転職エージェント一覧を掲載するので、ぜひ確認してみてほしい。
A社の担当者とは相性が合わなかったが、B社のキャリアアドバイザーからは的確にアドバイスを貰えたのでスピーディーに転職活動を進めることができた
*転職会議より抜粋